12/19 東京現音計画#08

東京現音計画の演奏会は、プロデュースを作曲家や批評家などのゲストにお願いする回と、メンバーがプロデュースする回があり、8回目の演奏会となる今回は、私がプロデュースする演奏会です。今回はまだレパートリーとしてそれほど多くないトリオ、カルテット、クインテットのレパートリーも含め、私の演奏を素材として作られる予定のエレクトロニクスの作品=零奏も含め、室内楽のなかのチューバを零~五重奏でお楽しみいただく、という企画。

(最新情報:随時更新)
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12/11 「ジェルジ・リゲティ没後10年によせて」

日本現代音楽協会主催のリゲティの回顧展「ジェルジ・リゲティ没後10年によせて」@上野学園石橋メモリアルホールで、「アヴァンチュール」「ヌーヴェル・アヴァンチュール」の副指揮を担当させていただきました。はじめお話を頂いたときにはリハーサルの下準備と本番でのキュー出しが主な仕事と思っていたのですが、紆余曲折を経て出ずっぱりで声楽パートに対する補助として振ることになりました。最近、演奏家としての仕事では同じ曲を長い期間眺めるということも大変少ないなか、何カ月もの間すべてのパートを仔細に検討し、リハーサルの準備をし、進捗状況を確認して打ち合わせる仕事は大変に勉強になりました。また今回は歌い手のお三方は勿論、演奏家の方々、そして演出の大岡さん、俳優、踊り手、人形遣い、照明、映像の皆さん、多彩なジャンルの方とお仕事をさせていただいたことも大きな刺激となりました。下の写真は劇中に登場するゴーレムくん。練習当初まだまだパーツだけだった彼(彼女)がだんだん大きくなり成長していき、公演時に立派な姿となるのはまるで我が子の成長を見守るようでした!

11/25, 27 ドン・ジョヴァンニ

北とぴあ国際音楽祭「ドン・ジョヴァンニ」に、クラシカルバストロンボーンで参加させていただきました。
クラシカルバストロンボーンは(何回か書いたことがあるかも知れませんが)F管のシングルなので、丁度チューバのF管と管の長さは同じなのですが、細さや形状から鳴らし方、勿論マウスピースもかなり違います。ハンドルがついていますが7ポジションは一生懸命…。

07/14 東京現音計画#07

東京現音計画#07、無事終演いたしました。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
今回の乗り番は
ハヤ・チェルノヴィン《十字路》(1975)
クリスチャン・ウォルフ《エクササイズ5》(1973-4)
ルイ・アンドリーセン《ワーカーズ・ユニオン》 (1975)
の3曲でした。次回はプレイヤーズ・セレクション担当回、チューバによる0重奏から5重奏までのレパートリーです。

東京現音計画#07:Photos

06/24 低音デュオ in Rogoba Ⅱ@ロゴバ

平河町の素敵な家具のお店「Rogoba」では「平河町ミュージックス」と題された演奏会がほぼ月一回のペースで催されているのですが、なんとすでに39回目!低音デュオはここでの演奏は2回目となります。昨年初演した湯浅譲二さんの《ジョルジョ・デ・キリコ》や、長らく再演していなかった中川俊郎さんの《3つのデュオローグ、7つのモノローグ、31の断片》を中心としたプログラムでした。

06/24 低音デュオ in Rogoba Ⅱ@ロゴバ

06/18 ピアノ曲《ゆたにたゆたに》初演

ピアニストの大井浩明さんは古楽から現代まで、ピアノを中心として様々な楽器を見事に操り、非常に刺激的なプログラムを次から次へと世に問うて我々を楽しませてくれる素晴らしい音楽家です。新作委嘱についても、時期を見据えて適切な方にお願いすると同時に、時に意表を突く若手や、現代音楽の文脈と少し違った方にも委嘱をすることで注目を集めています。その大井さんと何の気なしに最近の作曲家動向についてチャットをしていた時に、突然ピアノ曲の新曲を書かないか、とお話しを頂きました。
 今までもポチポチと作曲(のようなこと)をしてはいたのですが、このように機会を頂くことに最初はとても面食らって動揺していたのですが、大井さんのようなピアニストに自分の書いたものを弾いていただける機会という大変な魅力から、最終的にお引き受けすることとなりました。

連続ピアノリサイタル in 芦屋 2016 《先駆者たち Les prédécesseurs》

以下曲目解説。

●橋本晋哉:ピアノのための《ゆたにたゆたに》(2016)
  大井浩明さんの委嘱により作曲。タイトルの「ゆたにたゆたに」とは、ゆらゆらと漂い動くさまの意。万葉集に詠まれた、《我が情(こころ) ゆたにたゆたに 浮蓴(うきぬなは) 辺(へ)にも奥(おき)にも 寄りかつましじ》(作者未詳 万葉集 巻7-1352)に依っている(最初は「うきぬな」=「じゅんさい」が詠まれていることに興味を持ったのだが……)。曲はギヨーム・ド・マショー(1300-1377)のバラード《ご婦人よ、見つめないで下さい(Dame, ne regardes pas)》が基になっており、全体を通じてその構造は保ちつつも、多くの変形したモチーフによって修飾され、それらは原曲との間を行きつ戻りつする。(橋本晋哉)

後日改めて大井さんが録画してくださいました。

06/10 現代音楽ワークショップ@山口

山口県下関市の名陵中学校にて、低音デュオとして図形楽譜を用いた現代音楽ワークショップを行いました。
45分という短い時間の枠の中でしたが、生徒さんたちにケージの楽譜などを参考に色々と線を書いてもらったのですが、線の種類や形など、本当に表情豊かでバリエーションに富んでいて、こちらが色々と学ばせてもらうことも多い機会でした。

06/10 現代音楽ワークショップ@山口

06/07 PETETOK第7回定期公演

以前神長貞行さんの低音デュオのための作品《デジタル・ボックス1》(2007)を初演したこともあるグループ展、PETETOK(ペテトク)の第7回定期公演に出演しました。
 今回は木下正道さんの新作《真実における灰 VI》の初演、編成はチューバとヴィオラのデュオ、ヴィオラは安田貴裕さんでした。安田さんは現代音楽にも深く通じ、色々な現場でご一緒することはあったのですが、実際にこのような形で室内楽でご一緒するのは初めてでしたが、美しい音色とダイナミクスの見事なコントロールを間近で体験して大変至福なひとときでした。