レビュー:ピエール・リボさんのセルパン

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IMG_1487まさに来週来日するピエール・リボさんですが、半年前に個人的に発注した新しいセルパンも完成してナイスなタイミングで送られてきました。今回はテンションも高まって購入一日目のレビューをお届けします。

航空便での個人輸入ですのでどういう形で送られてくるかと思っていましたが、思いのほかごつい木箱が。
IMG_1489中は発泡スチロールとエアキャップでこのように梱包されています(このケース、空輸には必須だが保管するかどうかで非常に迷っている)。
IMG_1490ソフトケース。
IMG_1491開けるとこのような感じ。クルークは今回440Hzと415Hzの二種類を注文しました。
IMG_1492ジャーン。木の材質は楓、そして(色々悩んだのですが)今回はBナチュラルキー、C#キー、F#キーを付けてもらいました。この写真では上からF#キー、C#キーの二つが見えてます。
IMG_1496新旧揃って(上が新しいほう)。遠近的に見えるかもしれませんが、古いほうに比べて新しいほうは若干小さいですね。ベルから見てみると厚さもリボさんのモデルの方が凄く薄いです。
IMG_1499本体裏にあるBナチュラルキー。今回の3つのキーは全てクローズド・キーです(押さえると穴が開く)。因みに嬉しすぎて次の日まで正しいフィンガリングに気が付かず「????」だったが、判ってみるとやはりとても吹きやすい。
IMG_1500F#キー。
IMG_1501C#キー。今まで吹いていたポジションだと押さえるのに若干コツが必要な感じ。この2つは予想以上の便利さ。この2つの音は音域と音量によって「どうにもならない」時がしばしばあるのだが、しっかりと安定している。
というわけで現在浮かれまくっているわけですが、実際に吹いてみるとやはり本来のセルパンは「音程を自分でしっかり作って演奏する」ことがとても大事である点は相変わらず。というかそれが上手くいっているときに上のキーがとても使い出がある、という印象です。一日ごとになじんでいく感じの落差が今の金管楽器ともだいぶ違う感触で、暫く「慣らし運転」の日々が続きます。

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