コントラポント・クリスマスコンサート終了

セルパン通信
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コントラポントのクリスマスコンサート終了しました。お越しくださったお客さま、共演者の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。今回は合唱、オルガン、リコーダー、セルパンという(セルパンが入っている故に、ですが)変わった編成でした。グレゴリオ聖歌の単声とのユニゾン、無伴奏の合唱、伴奏つきの合唱など、色々な編成でセルパンを使っていただいて、大変良い経験になりました。
 特にグレゴリオ聖歌の伴奏については、よくセルパンについて「元々は教会で単旋律聖歌の伴奏に使われ……」というお決まりの説明があるわりには、中々聴いたり参加したりする機会がなく、また当時どのように行われていたのかについては、まだまだ判っていないことの多い分野です(最近少しずつ研究が発表されています)。今回は冒頭の一曲をセルパンとユニゾンで演奏させてもらったのですが、最初に合わせた時に、「むむむっ!」と唸るほどに、男声との組み合わせがしっくりするもので、17世紀の色々な文献で述べられていることを体感できたとても嬉しい演奏会でした。

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