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02/13 「プロデューサーの部屋」出演その2

衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」の番組、平井洋さんの「プロデューサーの部屋」の2週目。今回はライブ録音も含めて4つの音源を取り上げて頂きました。番組内セットリストはこちら(ただし2週間後には次番組の内容に替わっています)。 続きを読む

02/06 「プロデューサーの部屋」出演その1

衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」の番組、平井洋さんの「プロデューサーの部屋」に2週にわたってお邪魔しました。この番組は18:00から22:00、なんと4時間にわたっての放送で、オススメのアルバムも一枚丸々たっぷり放送していただけるということで、第一週である2月6日は僕が大きな影響を受けたディスクを時系列的に採り上げていただきました。番組内でもたっぷりとお話しさせていただきましたが、こちらでもセットリストを掲載して、少し補足をしたいと思います。この回は、主にチューバという楽器の独奏楽器としての魅力について、チューバ奏者以外の方に興味を持っていただければと思って選びました。
番組内セットリストはこちら(ただし2週間後には次番組の内容に替わっています)。 続きを読む

ホールディング・プレート

現代音楽の曲を演奏する場合には、しばしば小物を多用する曲があります。来週01/23の東京現音計画#06で演奏するチューバソロ、アーサー・カンペイラの「裸の特異点」でも、あひる笛、カズ―、鈴、サックスのマウスピースなどなど、多くの仕掛けが必要です。必然的にごちゃごちゃして取り回しには苦労します。
以前ギタリストの山田岳さんが幅が広めのヴァイオリンの弓置きのようなものを使用していて、そのグッズに完全にロックオンされていたのですが、今回の演奏にあたって購入しました。そもそも「弓置き」とは言っていますが商品名は何なのか、言葉が判らなければググりようもありません。山田さんに尋ねたところ、以下のバルドン楽器さんのリンクを教えていただきました。
アウレム アクセサリーホールディングプレート
Aureum(アウレム)というメーカーの「アクセサリー・ホールディング・プレート」というのが商品名のようです。
幅が広く、起毛生地が張っているので確かに音もせずに使い勝手が良い感じ。
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取り付けも、どのタイプの譜面台にもフィットします。
譜面台周りがスッキリして大分演奏しやすくなりました。後はこれを持ってくのを忘れなければよいのですが……。

ついでに譜面台の楽譜下にはウィットナーの譜面台シェルフエクステンダー。これも折り畳みの譜面台には便利です。

06/27 特殊奏法入門講座@エリザベト音楽大学

母校エリザベト音楽大学で、金管楽器の特殊奏法の入門講座と題してワークショップを開催させていただきました。
今回は全くの初心者を対象として、大まかな所謂「現代音楽」の流れと、その中での金管楽器の特殊奏法の位置づけと発展、特殊奏法を含む金管楽器演奏のメカニズム、各種奏法のデモンストレーションとお話を聞いていただいて、幾つかの特殊奏法の中から、息音、フラッター、タングラムを体験し、それを使って簡単なルールに基づく即興を経験してもらいました。使わせていただいたザビエルホールも、前に入ったのが2001年7月だったので、凡そ14年ぶり!
 エリザベト音楽大学のサイトに当日の模様が掲載されています。

《旅VIII》広島初演終了

 細川俊夫先生の《旅VIII》の広島初演が終わり、埼玉へ帰ってきました。エリザベト音楽大学でのワークショップを含め、一週間にわたる広島滞在はほぼ20年ぶりで色々感慨深いものもありましたが、ここではこの作品について。
 アフタートークの時にも細川先生がお話されていましたが、《旅》シリーズでチューバを使って作曲することになった際に、チベットの長いラッパ、ラグドゥン (Ragdung)が念頭にあったとのことです。
(参考動画:ラグドゥン 余談ですが、この参考動画では、ペダルトーンでシフトを使ったり、循環呼吸を用いたりしていて中々興味深いです)

最初にお話を頂いて練習を開始した時にはまずF管で用意していたのですが、ソリスティックでありながらアンサンブルを下から支える感じも必要だろうということで、細川先生とのリハーサルを経てC管に変更しました。
 チューバとアンサンブル、オーケストラの現代作品において難しいのは、「ソロとアンサンブル」というバランスに持っていくところではないかと思います。今回曲中で2か所ある高音域(ト音譜表)の部分は、元のままとオクターブ下げを聴いていただいて、基本的にオクターブ下に変更しました。同じく、特殊奏法も単体で聴く場合とアンサンブルの中で聴かれる場合では異なることも多いのですが、重音はそのような聴こえ方も踏まえて多くの声の部分を逆にオクターブ上げると同時に、シラブルの変化も場所によって加えています。
 また、息音は特にバランスが難しい部分です。チューバのマウスパイプは直径が大きいため、音量が必要な場合には息が長く続きません。また、ベルが上を向いているため、トランペットやトロンボーンに比べて、息音の細かい表情が伝わりにくい面もあります。今回はトランペットのプラスチックのマウスピースを加工して使用し、音量や音色の変化が聞こえやすい方法を模索しました。
 細川先生ご自身の打楽器パートの加筆もあり、広島での演奏は改訂版の初演といってよいと思います。この改訂を経て、野性的な側面がより強調されて、静かな場面との対比が浮き彫りになったのではないでしょうか。
 この曲はかねてより演奏したいと切望していましたので、今回、川瀬賢太郎さんの指揮、広島交響楽団のみなさんの素晴らしい演奏とともに所縁のある広島で演奏できたことはとても大きな喜びでした。また、このような素晴らしい企画が既に19回も続いていること(自分が学生のころには想像も出来ませんでした)、関係されている皆さんのご尽力に本当に頭が下がる思いです。曲名もそうですが、今回の広島滞在、長い準備期間とともにとても印象の深い旅となりました。

06/15 東京音楽大学作曲芸術音楽コース公開講座

来週15日(月)17時30分から、東京音楽大学の作曲芸術音楽コース公開講座に呼んでいただいて「現代音楽のなかのチューバ」というタイトルでお話しをさせていただきます。計2回の講座となっていて、次回10月16日(金)は今回の講座を受けて作曲の学生さんの制作した作品を元にお話しすることになっています。今回は主にクラシック音楽における低音楽器の歴史、金管楽器全般の特殊奏法の話を実例や楽譜を交えつつお話しする予定です。
聴講自由、入場無料。
http://www.tokyo-ondai.ac.jp/lecture/pdf/2015tokubrtusyouheityuba.pdf
(リンク先PDF)

02/17 「平成26年度あげおクラシックコンサート」アウトリーチ

昨年末の「平成26年度あげおクラシックコンサート」を軸としたプログラムで上尾市立大谷小学校にアウトリーチに呼んでいただきました。皆さんにも集中して聴いていただき、演奏している我々も楽しい時間を過ごしていたのですが、バイオリニスト長尾春花さんによる、弓が馬の尻尾の毛であることの説明のさなかに、私の近くの子どもがボソッと一言「馬殺したんだ」。おっとおもむろに血生臭くなってきたぜというか殺さなくても尻尾の毛は取れそうな気はするなあ、などと思っていたのですが、後で先生方とお話をしていると、丁度「スーホの白い馬」を国語で勉強している時期なのだそうでそうか成程と納得。というか「スーホ…」といい「ごんぎつね」といい、おっさんになった今でも強烈にトラウマになっている話が変わらず教材になっているとは国語の教科書も中々エグイなあと思ったお話でした。だからと言ってアホな話ばっかりやるわけにもいかないと思いますが。
後埼玉の小学校の給食は揚げパンがデフォルトと聞いて山口育ちの私は大いに動揺したのでした(「主食」として捉えたらよいのか、「デザート」と捉えるべきなのか!)。
写真は体育館で久しぶりに出会ったとても懐かしいもの。チャレンジしたい気持ちもあるが大惨事の予感しかしないのでグッと我慢。

プログラムは

    パッヘルベル/カノン(ヴァイオリン、セルパン、ピアノ)
    グレゴリオ聖歌(セルパン)
    バッハ/G線上のアリア(ヴァイオリン、セルパン、ピアノ)
    パガニーニ/24のカプリース 第24番(ヴァイオリン)
    ヴュータン/アメリカの思い出(ヴァイオリン、ピアノ)
    ボーズヴィック/フヌッグ(チューバ)
    ショパン/ワルツ第6番 子犬のワルツ(ピアノ)
    モンティ/チャルダッシュ(ヴァイオリン、チューバ、ピアノ)
    大谷小学校校歌